香港・大嶼山(ランタオ島)と青衣島の間に位置する馬灣島。2000年代以降開発が進み、現在は珀麗灣(Park Island)という名の高層マンション街や馬灣公園という自然公園が存在する。
その馬灣島と島外(青衣・荃灣・荃灣西・葵芳・空港・<深夜のみ>中環)を結ぶバス及び中環への航路を運営しているのが珀麗灣客運である。
ここでは珀麗灣客運のバス車両を紹介する。(以下、画像は全て2018年11月撮影)

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デニス(イギリス)・ダートSLF(Dart SLF)
老朽化による廃車が進み数を減らしている車種。現在残存している車のうち2台は2008年に投入された通常仕様車で、この2台がダートSLFの最終製造車となった。
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こちらは2007年に運用開始した空港路線専用車。3台が在籍。特別カラーを纏い、車内には荷物棚が設置されている。


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青年(中国)・JNP6122G
中国浙江省のメーカー、青年客車製の車両。2010年~2011年に8台が投入。

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MAN(ドイツ)・NL323F(A22)
2014年に2台が投入。車体はマレーシアのコーチビルダー・GemilangがMANのライセンスを受けて製造されたもの。

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アレクサンダーデニス(イギリス)・Enviro200 
デニス・ダートの後継車種であるEnviro200は2016年以降9台が導入されている。

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その他、貸切用車両が(空港路線含めた)路線バス運用に応援で入ることも。勿論ICカード読み取り機も設置されている。(画像は上海申龍客車の2015年製・SLK6112LY)